あなたのダイエットが痩せない5つの理由

ダイエットしても痩せない、失敗してしまうなんて経験はありませんか?健康的な身体でいたい、かっこよく服を着こなしたい、あるいはモテたい、理由はいろいろありますが多くの人がダイエットに挑戦したことがあると思います。

しかし残念ながら成功するより失敗する人のほうが多いんです。
アメリカの調査ですがダイエット経験者の実に95%が失敗したと言っています。これはおそらく日本でも似た数字になると思います。 一時的に痩せても1年後、2年後を見ると元通り、あるいはかえって太った、なんて人のほうが圧倒的に多いでしょう。せっかく頑張っているのにちょっとした事が原因で痩せないなんてもったいないですよね。

ダイエットを成功させるには痩せなかった理由、失敗した理由と原因を理解し、それを二度と繰り返さないことが大事です。

1、食事制限に頼ったダイエット

ダイエット = 「食事制限」と考えてしまう人がいまだに多いんです。もちろん食べ過ぎると太るのは事実なので当然の事かもしれません。めんどくさい運動をするよりもある意味手軽にできるダイエット法かもしれません。 しかし、一食分抜いたり、食べたいものが食べられない状態が続くのはとてもつらいですよね。ストレスも溜まってしまいます。

食事制限に頼ったダイエットは明らかな間違いです。なぜなら、過度の食事制限をするということは体に必要な栄養も不足すると言うことです。 その結果、「栄養失調」、「摂食障害」、「生理不順」、また「病気にかかりやすくなる」などの危険性が高まります。

ある女性はカロリーを抑えるために特定の低カロリーの食材ばかり摂っていました。とても辛く、ストレスが溜まったそうですが、1ヶ月で4.4kgも減量し、自分の目標もクリアできたそうです。 ですがその後が大変で栄養バランスを考えていない食事がたたって体調を崩してしまいました。1日中身体がだるく疲れやすく、鉄分不足のせいで貧血気味になってしまったそうだ。

この問題を解決するのは簡単で、食事制限だけで痩せようとせずに運動すればいいんです。 そうは言ってもなかなか実践できない、と言う人は家でできる軽めの運動からやってみましょう。ヨガやストレッチ運動がおススメです。比較的ゆっくりな動作なので誰でもできますし、意外と馬鹿にならない量のカロリーを消費します。 そして身体を動かす事に慣れてから朝にウォーキング、ジョギングなどを習慣づけていきましょう。

2、ストレス太りしてしまった

ダイエットしていてストレスが溜まってついついやけ食いで発散してしまった、なんて人は結構いるんじゃないでしょうか。 しかし、なぜストレス発散する方法が食事に繋がるのか、疑問に思ったことはありませんか?実はこのメカニズムについて科学的に実証されているのです。

空腹時や食事中の脳内ではドーパミンというホルモンが分泌され、そのドーパミンが接触中枢を刺激し食欲をどんどん増加させます。 やがて脳内に糖分が十分に行き渡ると今度はセロトニンというホルモンが分泌し、満腹中枢を刺激します。こうして私たちは満腹感を感じるのです。

空腹感や満腹感を感じることは私たちの身体が正常に働いている証拠で、それらをコントロールしているのがドーパミンやセロトニンというわけです。

ですが、このメカニズムが狂ってしまうケースがあります。それがストレスです。ストレスが溜まるとドーパミンが過剰に分泌され、セロトニンは逆に分泌されにくくなります。 要するに、食欲がどんどん増加するのに食べても食べても満腹感が得られない状態になるんです。これがストレスを食事で発散させてしまう原因なのです。

ではストレス太りをしないようにするにはどうすればいいかを考えてみると、ストレスを溜めない事が一番、と言いたいですがそれはなかなか難しいですよね。 そもそも今時ストレスが無いという人は滅多にいないでしょう。どんな人でも何かしらストレスが溜まっているものです。ですがダイエットでストレスを感じないようにする工夫や、別の何かで発散させることはできるはずです。

例えば、

  • あなたにスポーツなどの趣味があるのなら普段はあまりダイエットを気にしないで週末で思い切り身体を動かす(週末のみダイエット)
  • 短期的な目標を作ってクリアできたら自分にご褒美を与える
  • 週に1日は好きなものを食べてもいい日を作る

などがあります。またアンケートではカラオケで熱唱する、映画を見て号泣する、ボクシングジムのサンドバックを思いっきり殴る、また過激なところではお皿を投げて割るなんて人もいました。 あらかじめ自分でストレス解消法を考えておくと良いかもしれません。

大事なのはダイエットに完璧を求めないでゆるく長く続けていく事が大事です。一度やけ食いしてしまっても、ああ、また失敗したなんて諦めないで今日のやけ食いは自分へのご褒美だったんだと思って また明日から気持ちをリフレッシュして頑張ってみてください。

3、リバウンドしてしまった

過度の食事制限は長続きしません。ダイエットしたけど続かずにリバウンドしてしまった経験がある人は少なくないと思います。

UCLA(米カリフォルニア大学ロサンゼルス校)でこんな調査結果が発表されています。

「ダイエットで体重が減った人の中で3人に2人は5年後には元に戻るどころかダイエット前よりも体重が増えている」

原因に考えられるのが食事制限のみのダイエットでは脂肪と一緒に筋肉も落ちてしまうからです。

筋肉が落ちてしまうと消費エネルギー量も減ってしまい、以前よりも痩せにくく、太りやすくなってしまいます。しかも体重が同じでも筋肉よりも脂肪のほうが体積が大きいので見た目が太ってしまいます。

また食事制限による栄養不足から飢餓状態になり、脳がそれを補おうと普段より食欲がアップし体内に蓄えようとします。要は長続きしない間違ったダイエットをしてしまったせいで最悪の結果を招いてしまうんです。

したがってリバウンドを回避するには適切な運動を行い基礎代謝を上げ、バランスのよい食事を心がけなくてはいけません。そうすることで必要な栄養素をしっかり摂り無駄な食欲を抑え、理想の太りにくい身体をキープする事ができます。

4、成果がすぐに出てこなくて飽きてしまう

目に見える成果が出なくてやる気が無くなる、と言うのもダイエット失敗のよくある理由です。 確かに「見た目」を良くしたいというのがダイエットをする大きな理由のひとつだと思うので仕方がないという面もあるのですがそもそも短期間で見た目が変わるほどのダイエットは失敗しやすいダイエットである可能性が高いんです。

体脂肪を1kg減らすには約7200kcal分のカロリー減が必要だとされています。毎日500kcal減らしていっても14日、250kcalだと1ヶ月もかかります。 これ以上のペースで痩せようとすると1日に何時間もハードな運動をしなければならずかなりの負担となります。 例えば、1ヶ月で4kg減らそうとすると1日に必要なカロリー減量が960kcal、これはジョギング約2時間分の消費カロリーとほぼ同じです。かなりハードルが高いと思いませんか?つらいという感情はダイエットの大敵です。

ダイエットは時間をかけてじっくりとやっていくものだと認識を改め、長期的なスパンで目標を決めていくべきです。毎日のように今日はどのくらい痩せたと一喜一憂するのではなく、1週間あるいは1ヶ月毎に判断していきましょう。 その間は多少の変動は気にしない、最終的に痩せていればいいんだと思えればかかるストレスも軽減できます。

5、不規則な生活、睡眠不足

不規則な生活や睡眠不足がダイエットに何の関係があるの?と思う人がいるかもしれません。しかし、実は両者には密接な関係があり、睡眠不足などが続くと太る可能性が高まります。

コロンビア大学が2万人に対して行った調査ではこんなデータが発表されました

睡眠時間が5時間の人は肥満率が通常の50%アップ、4時間以下の場合は73%も上昇してしまう。

またシカゴ大学の調査では

2日続けて10時間寝るとホルモンの値が正常に戻り、空腹感と食欲の強さを示す数値が25%低下した。

と報告しています。

なぜこのような結果になるかというと大きく分けて2つの理由が考えられます。それは、

  • 睡眠不足だと通常より食欲が増加する
  • 寝ている間に脂肪を燃焼しない

というものです。

睡眠不足だと食欲が増加する

これにはレプチンとグレリンというホルモンが関係していて、レプチンは食欲抑制因子として近年注目されているペプチドホルモン、グレリンは反対に食欲増進させるペプチドホルモンです。 上で述べたセロトニンとドーパミンの関係と似ていますね。

シカゴ大学などの研究で睡眠不足になるとレプチンが減少し、グレリンが増加する事が証明され、実験結果では睡眠不足は食欲が増加するだけではなくさらに高カロリーの食べ物を好むようになる事が分かりました。

寝ている間に脂肪を燃焼しない

普段私たちの身体は摂取したエネルギーから先に使おうとします。例えばマラソンランナーなどのアスリートはレース前の食事にエネルギー変換が早いパスタなどの炭水化物を摂取します。つまり体内の脂肪は後から消費されるのです。

しかし、睡眠時は当然エネルギーを摂取できないので足りなくなった分のエネルギーは体内に蓄えられている脂肪を使うのです。つまり睡眠時間が短いとその分脂肪を燃焼してくれないのです。

解決策は当たり前ですが「十分な睡眠時間を取る事」です。7~8時間の睡眠をとっている人が最も肥満度が低いそうです。そして睡眠の重要さは何もダイエットに限ったことではなく、健康や美肌を保つのにも関係しています。 また睡眠不足は判断力の低下にも繋がります。

普段忙しくなかなか寝る時間が取れないという人は上記のように2日続けてしっかり寝るとホルモン値が正常に戻るので週末はしっかりと睡眠を取るようにしましょう。

まとめ

これまで読んでみて「ああ、だから痩せなかったのか」と納得した人も多いのではないでしょうか。一つ一つを見てみるととても簡単なことばかりだったりします。 食事制限ばかりではなく運動もきちんとすること、完璧を求めないで気を楽にしてストレスをためないこと、リバウンドしないようにバランスの取れた食事を心がけること、睡眠をしっかりと取ること、などですね。

これらをしっかりと守ることで以前のような失敗はなくなることでしょう。